ファイルの種類によっては、他のものよりも圧縮率が高いものや低いものがあります。
テキストファイル、BMP形式の画像ファイル、テキスト形式のデータベースファイルなど、特定のデータファイルは90%以上圧縮できたりします。
しかし、多くのマルチメディアファイルは、すでに高度に圧縮された状態で存在するため、あまり圧縮されません。よくある例として、グラフィック(画像)ファイル(GIF、JPG、PNGなど)、音楽ファイル(MP3、WMAなど)、ムービーファイル(AVI、MPGなど)などがあります。これらのように圧縮されたファイルは、通常、それ以上大幅に圧縮することはできません。
圧縮がうまくいかないファイルタイプもあります。例えば、ある種の暗号化されたデータファイル、例えばホームファイナンスプログラムや一部の表計算製品で使用されるようなものは、あまり圧縮されません。
MP3ファイルでWinZip 21以降を使用している場合、Bestメソッドを使用して、忠実度を失うことなくMP3ファイルを最大20%圧縮することができます。もしWinZip 12またはそれ以降をJPGファイルで使用している場合、Bestメソッドを使用し、品質を失うことなくJPGファイルを最大20%圧縮することができます。この設定により、WinZipはMP3圧縮やJpeg圧縮を使用し、Zipxファイルになります。これらのZipファイルを他の人と共有する場合は、MP3ファイルの解凍にWinZip 21以降、JPGファイルの解凍にWinZip 12以降を使用していることを確認する必要があります。
繰り返しになりますが、Zipファイルを作成し、大幅に圧縮できないファイルが表示された場合、すでに圧縮されたデータが含まれているか、暗号化されている可能性があります。
うまく圧縮できないファイルやいくつかのファイルを共有したい場合は、以下の方法があります。
- 写真をzip圧縮し、リサイズして電子メールで送信する。
- WinZip Express for Explorerを使ってファイルを圧縮し、クラウドサービスにアップロードして、ダウンロードリンクをメールで送信する。
- クラウドサービスにアップロードしたファイルへのリンクをメールで送信する。
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